【アリマ ジェラテリア スタジオーネ】(arima gelateria Stagione)有馬温泉にある「日本一のジェラート専門店」に行ってきたよ！

「金の湯」や「銀の湯」で有名な、日本三古泉のひとつである有馬温泉。その温泉街にあるイタリアンジェラート専門店、「アリマ ジェラテリア スタジオーネ」(arima gelateria Stagione)に行ってきました！

余分なものを入れない、シンプルな製法にこだわって作られたジェラート。旬のフルーツなどをふんだんに使用した素材の良さと組み合わせの妙に、思わず唸るほどのおいしさでしたよ♪

アリマ ジェラテリア スタジオーネ(arima gelateria Stagione)の外観と店内の様子

「アリマ ジェラテリア スタジオーネ」(arima gelateria Stagione)は、神戸電鉄・有馬線「有馬温泉駅」から徒歩で約10分ほどの、温泉街の中にある有馬本街道(湯本坂)を上ったところにあります。

古民家を改装した雰囲気抜群の外観。昔ながらの街並みに馴染み、一見するとジェラートのお店とは思えない和の佇まいが素敵です！地図はこちら。

お店に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、色とりどりのジェラートがズラリと並ぶショーケース！奥は工房になっていて、毎朝5時半から約10～15種類のフレーバーを全て手作りしているんだそう。

「アリマ ジェラテリア スタジオーネ」は、イタリアンジェラートの日本一を決める大会「ジェラートワールドツアージャパン2019」で優勝して日本一に輝いたスゴい経歴を持つ名店なんです！その時のトロフィーなども飾られていましたよ。

店内はレンガの壁や立派な梁が美しく、木の風合いを生かした和洋折衷の落ち着いた雰囲気。イートインスペースとして窓際にテーブルや椅子が置かれ、壁沿いにも座れるようになっています。

2階にはゆっくりとくつろげるテーブル席が並んでいて、1階と合わせて約30席ほど用意されています。テイクアウトでの食べ歩きはもちろん、店内で落ち着いて食べられるのも魅力的ですね。

選ぶのも楽しい！約10種類以上あるフレーバーとメニュー

この日は、11種類のフレーバーのジェラートが用意されていました！華やかにデコレーションされたジェラートは見るだけでテンションUP！思わず「うわぁ♪」と、歓声がもれちゃいました。

日本一を受賞した「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」や、人気NO.1の「六甲プレミアムミルク」、ご当地サイダーを使った「ありまサイダー&淡路島レモン」など、気になるフレーバーがいっぱいで、これは迷いますね～。

旬のフルーツやお野菜なども使用しているので、季節によって店頭に並ぶフレーバーも変化。レシピは全部でなんと200種類以上あるんだそうですよ！

メニューはこちら。シングルでひとつの味をじっくり堪能するのもいいけれど、わたしはアレコレ食べてみたくなる派なので(笑)、ダブルかトリプルにしようかな。お友達やご夫婦などで味違いをオーダーして、食べ比べてみるのも良さそうですね。

あとは、有馬温泉の名物「炭酸せんべい」(30円・税込)がトッピングできたり、「有馬サイダー」(300円・税込)や店主自ら厳選した生豆を焙煎した自家焙煎ブレンドコーヒー(400円〜・税込)などのドリンク類もありますよ。

スタジオーネさんの一番のこだわりは、食べた時の質感となめらかさなんだそうです。余分なものはできるだけ入れずに材料も厳選。素材によってジェラートの質感にバラつきが出ないように、砂糖も10種類の中から使い分けて配合しているんだとか！

またジェラートは、氷の粒が小さくてなめらかな「作りたて」が一番おいしいので、その状態をどれだけキープするかにもこだわっているそうです。ショーケースの中の温度管理はもちろん、カップもショーケースの中に入れて冷やしておくなど、あらゆるシーンでの温度管理を徹底しているんですって。

これはもう、ジェラートへのこだわりがスゴすぎますっ！

驚くほどなめらかな舌触りと自然な甘さの絶品ジェラート

今回もいつものように迷いに迷って、「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」と「六甲プレミアムミルク」と「京都宇治抹茶 和三盆仕上げ」のトリプル(630円・税込)をオーダー！

あとせっかくなので「有馬サイダー」(300円・税込)も、一緒に注文してみました♪

まずは「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」からいただきます。一口食べてびっくり！思わず「うんまっっ！！」と声を出してしまいました。

最初にマスカルポーネチーズのコクと酸味がしっかりときて、後からきんかんの爽やかな柑橘の香りが鼻から抜けるような感じ。ずっしりとなめらかな舌触りと食感なのに後味はスッキリと軽く、自然な甘さでめちゃくちゃおいしい！

和風のチーズケーキを食べているみたいで、スプーンがとまりません。きんかんのソースがかかった部分は特に爽やかでたまらないおいしさ！日本一を受賞したのも納得ですね。これはぜひ食べてみて欲しいです。

次に「六甲プレミアムミルク」を一口。地元、六甲山の酪農家から搾りたての新鮮な生乳を仕入れて丁寧につくられているそうで、これまたスッキリとした甘みとコク。ふんわりと口の中に残るミルクの風味を、たっぷり堪能できますよ。

最後に「京都宇治抹茶 和三盆仕上げ」を。本格的な抹茶の苦みと深み、そこに新鮮なミルクの甘さが相まって、これまた間違いのない美味しさです。気づけばあっという間に、3種類を完食してしまいました。

一緒にオーダーした「有馬サイダー」も炭酸がシュワシュワっとはじけて、甘すぎず爽やかで懐かしい味。ビンもレトロでかわいいので、写真撮影にもピッタリです。

さいごに

スタジオーネ代表の片山さんは、有馬生まれの有馬育ち。家業の酒屋を営みながら日本はもちろん、本場イタリアまでさまざまなジェラートを食べ歩き、試行錯誤を重ねてオープンから4年で日本一のジェラート店に上り詰めました。

「有馬温泉にもっと人が来てくれたら」との思いで日々、おいしいジェラートを作られているそうですよ。

秋もどんどん深まっていくこれからの季節。湯上りのデザートとしてもピッタリなので、ぜひ外湯めぐりや散策がてら、スタジオーネさんに立ち寄ってみてみてくださいね。

アリマ ジェラテリア スタジオーネ(arima gelateria Stagione)の基本情報